README.mailcap (1948B)
1 mailcap サポートについて 2 3 (2000/11/07) 岡部克也 4 okabek@guitar.ocn.ne.jp 5 6 ・ 2000/10/6 の版から, mailcap のフィールド test, nametemplate, needsterminal, 7 copiousoutput, edit (参照: RFC 1524) を見るようになりました. 8 また 2000/10/26 の版からは, mailcap と mime.types ファイルの場所が Option 9 Setting Panel で変更できるようになりました. 10 11 ・ mailcap 中の %s は外部コマンドに渡すパス名, %t は content-type で置換されま 12 す. 13 14 ・ もし mailcap エントリに test=command フィールドが存在する場合 command の実 15 行結果が真であるときのみ, 外部コマンドが実行されます. 例えば 16 17 image/gif; xv '%s'; test=test "$DISPLAY" 18 19 のように書けば, DISPLAY 環境変数がセットされているときのみ xv が実行されま 20 す. 21 22 ・ もし mailcap エントリに copiousoutput フィールドが存在する場合, 外部コマン 23 ドの標準出力はバッファに読み込まれます. 24 例: 25 26 application/x-troff-man;/usr/bin/nroff -mandoc;copiousoutput 27 28 LESSOPEN コマンドでできる事は, 大部分これで置き換える事ができます. そのため 29 LESSOPEN の利用はオプション扱いになりました. 30 31 w3m の拡張フィールドとして, x-htmloutput があります. copiousoutput と同様に 32 コマンドの実行結果がバッファに読み込まれますが, HTML としてレンダリングする 33 所が異なります. この機能を使う場合は, w3m 用の mailcap ファイルを別に用意す 34 るか, 他のブラウザ用に x-htmloutput を含まないエントリを前に置いておくと良 35 いかもしれません. 36 (2001/08/01) 坂本 37 htmloutput → x-htmloutput 38 39 ・ nametemplate= は外部コマンドに渡すファイル名の拡張子を指定します. 40 テンポラリファイルを作るとき, 通常元の URL の拡張子がファイル名に付けられま 41 すが, nametemplate= フィールドによって変更する事ができます. 42 例: 43 44 application/x-dvi;xdvi '%s';test=test -n "$DISPLAY";nametemplate=%s.dvi 45 46 ・ needsterminal, edit については RFC 1524 を見てください. 47